2023-01-01から1年間の記事一覧

“マツダスタジアムの打球が跳ねるグラウンドコンディション” に翻弄されて4失策を記録した阪神タイガース

広島 3-9 阪神:23回戦(マツダ・2023年9月16日) 阪神打線の状態の良さが示された広島戦(23回戦)でしたが、その一方でマツダスタジアムのグラウンドコンディションに翻弄されて4失策を記録した試合でもありました。 「優勝を決めた後の試合だったのでエラ…

18年ぶりのリーグ優勝を決めた阪神、1ヶ月後のクライマックスシリーズに向けた調整が今後の鍵に

9月14日の巨人戦をマジック1で迎えていた阪神が 4-2 で勝利し、球団史上最速で6度目のリーグ優勝を達成しました。 15日の広島戦からは消化試合となるため、「クライマックスシリーズに向けた調整の場として上手く活用できるか」がポイントになるでしょう。 …

カープとの首位攻防3連戦での最大の収穫は「大竹がストレートの球威を復活させたこと」

9月8日から甲子園で行われた阪神対広島の3連戦は阪神が3連勝で優勝へのマジックを一気に5まで減らしました。この3連戦での収穫は「大竹のストレートに球威が戻ったこと」でしょう。 阪神 OB の藤川球児氏は「極端な配球」と評論していますが、大竹と坂本のバ…

森下翔太の走塁ミスが9月6日の中日戦での反省点の1つ

9月6日に行われた中日対阪神の22回戦は “スミ1” で阪神が勝利しましたが、岡田監督はバントミスや走塁ミスの不満を口にしています。 走塁ミスに関しては「森下の打球判断ミス」によるものでしょう。 自らの先制タイムリーで卒なく2塁到達していた走塁技術を…

「シュートピッチャーやったら当てて良いんか?」と怒りの収まらない岡田監督がヤクルト首脳陣と擁護派に踏み絵を迫る

9月3日のヤクルト戦で近本が死球で途中交代を強いられた件で阪神の岡田監督が高津監督の釈明に怒りを再燃させています。 高津監督は「山本はシュートが持ち球だから」との弁明で事態の沈静化を図っていますが、岡田監督は「シュートピッチャーやったら当てて…

高津ヤクルトは「ノーコンピッチャーのシュート(による死球)の残像を使った “姑息な” ピッチング」をするチーム

9月3日に行われたヤクルト対阪神の22回戦で阪神が7点リードの9回表に近本が死球による交代を余儀なくされたことに岡田監督は「ヤクルトはそういうチームなんやろ」と怒り心頭です。 高津ヤクルトは「ノーコンで1軍では通用しないピッチャーにシュートを覚え…

小野寺を3番で起用して7回表の第4打席で代打・島田を送った岡田監督の采配は的確

9月2日に行われたヤクルト対阪神の21回戦で3番に起用された小野寺が逆転の2点タイムリースリーベースを放って活躍しました。 岡田監督は小野寺の貢献に満足気ですが、マスコミは第4打席で代打を送られたことなど采配に首を傾げている様子です。 岡田監督が相…

“内弁慶だった牧秀悟” に甲子園で打率 .393 の好成績を残されている事実から目を背ける岡田彰布は見苦しい

8月29日と30日に行われた阪神対 DeNA 戦は両試合とも牧秀悟の決勝弾で DeNA が制しました。 この結果に岡田監督は不満タラタラのコメントを残していますが、これは責任転嫁と言わざるを得ないでしょう。 なぜなら、矢野監督が率いていた2022年の阪神は「牧秀…

両先発投手の出来が良すぎて “守護神を含む勝ちパターンの投手” が格落ちに見えた阪神対 DeNA の21回戦

阪神 2-3 DeNA:21回戦(甲子園・2023年8月29日) 8月29日に甲子園で行われた阪神対 DeNA 戦(21回戦)は土壇場で阪神の守護神・岩崎に2本の本塁打を浴びせた DeNA に軍配が上がりました。 この試合では本調子とは言えない投球内容が続いていた両先発投手の…

プレビュー: 勝敗の分かれ目は両先発(阪神・西勇輝と DeNA ・今永)の出来

8月29日に甲子園で行われる阪神対 DeNA 戦(21回戦)での注目点は「両先発投手の出来」となるでしょう。 阪神は西勇輝、DeNA は今永の先発が予告されています。 両投手とも実績は十分なのですが、最近の登板内容は良いとは言えません。したがって、「この先…

回跨ぎ予定の桐敷が待たされすぎて投球リズムを掴めなかったのはあまりに不憫だった

巨人 6-9 阪神:19回戦(東京ドーム・2023年8月26日) 8月26日に行われた巨人対阪神の19回戦は両チームの投手が与四球14・与死球2と荒れたものの打撃戦を制した阪神に軍配が上がりました。 阪神は中継ぎとしてフル回転中の桐敷が「中継ぎ転向後の初失点」を…

“ブーイング不可避の巨人・DeNA・ヤクルト戦を控えた阪神タイガース” が観戦マナー啓発投稿でアリバイ工作

阪神タイガースが観戦マナーに関する啓蒙を行なったとスポーツ紙などが報じています。 ご観戦されるお客様へ、試合観戦時のマナーについてのお願い皆様からの熱いご声援は日々戦うチーム・選手にとって、大変心強く、そして何よりの励みになっております。… …

「木浪の打球がダイレクトキャッチされた」と “正しく判断” して大急ぎで1塁に帰塁した坂本誠志郎のプレーは間違っていない

阪神 7-2 中日:20回戦(京セラ・2023年8月23日) 阪神対中日の20回戦でダイレクトキャッチがワンバウンドキャッチと判定される誤審がありました。 岡田監督は “塁審のセーフ判定を無視して大慌てで1塁に帰塁した坂本” にも不満気な表情を見せていましたが、…

He (Akinobu Okada) Fought the Law, and the Law Won

8月18日に行われた DeNA 対阪神の18回戦では9回表の熊谷が走塁死となったプレーに対する判定が波紋を起こしています。 「なぜ審判団はあのプレーで走塁妨害を取らなかったのか」とデイリースポーツなどが批判していますが、「オブストラクション(走塁妨害)…

2点ビハインドの8回無死2・3塁で「内野が下がってるからセカンドゴロを打て」という監督の下では “大砲” は育たんよ

広島 7-6 阪神:16回戦(マツダ・2023年8月15日) 広島に逆転敗けを喫してマジック点灯とはならなかった阪神の岡田監督が「普通のプレーをしてれば」と馬場や佐藤輝明を批判しています。 しかし、これらは “普通の采配・選手起用” ができなかった岡田監督が…

優勝争いの最中に梅野が死球骨折で今季絶望の離脱を強いられたことは岡田監督にとって大痛手

阪神は8月13日のヤクルト戦(19回戦)にも勝利し、10連勝と快進撃を続けています。 ただ、5回裏の打席で今野から左手首に死球を受けた梅野の骨折。シーズン絶望が有力となったことから岡田監督は怒りを噛み殺したコメントを試合後に残しています。 今季の岡…

打線が先制に成功して先発投手が平均6イニングを投げているから阪神には “中継ぎ投入ガチャ” を回す余裕がある

阪神が8月からの長期ロードで10勝1敗(現在9連勝中)と快進撃を見せています。 その要因は「先行逃げ切り型のチームが11試合中8試合で先制に成功」し、「先発投手が平均で6イニングを投げている」からでしょう。 だから、岡田監督が中継ぎ陣の運用で “相当な…

岡田監督の迷采配、“梅野と組んだ際の被 OPS が 0.700 超の浜地” を勝ちパターンで利用した後に癇癪抹消

阪神は8月7日付の公示で浜地の登録を抹消しました。岡田監督は6日の DeNA 戦で走者を背負う苦しいピッチングとなった浜地とケラーを批判していますが、これは間違いです。 浜地とケラーは梅野とバッテリーを組んだ際の被 OPS は 0.700 超。ピンチを招く可能…

“形状が異なる森下のバット” を使用中の佐藤輝明の打撃が変わるのは自然なこと

「佐藤輝明の打ち方が変わった」と警戒する声が出ていると週刊ベースボールが報じています。 佐藤輝明はオールスター明けの7月23日に行われたヤクルト戦の第4打席から『森下のバット』を使っているのです。(その試合だけ『森下の現バット』で25日以降は『森…

「3番森下から始まる阪神の8回表の攻撃」に “右打者への被打率 .300 の伊勢” を投入したのは三浦監督の継投ミス

阪神が横浜スタジアムでの連敗を13で止めました。 この試合ではベイスターズが4失策を記録したことで「守備力の差」がクローズアップされていますが、最大のミスは「三浦監督の継投ミス」でしょう。 1点リードの8回表に “右打者の被打率が3割の伊勢” を投入…

打線が “散発の4安打だけ” で勝つことは難しい

中日 3-1 阪神:17回戦(バンテリン・2023年8月2日) 中日の先発メヒアが3回で降板するアクシデントがあったものの、阪神は 1-1 の同点の状況から1歩前に出ることができずに惜敗を喫しました。 その原因が「わずか4安打に終わった打線」にあることは明らかで…

“ウル虎の夏2023の6連戦” で島本と加治屋が5試合に登板するブルペン運用は『普通』ではない

広島との首位攻防3連戦を2勝1分で制した阪神は2023年7月を首位で終えました。 岡田監督は「まだ7月やで」と “絶口調” で喜びを隠し切れていませんが、7月末に開催された『ウル虎の夏』の6連戦で島本と加治屋の2投手が5試合に登板していることは懸念点です。 …

小園に同点タイムリーを許した岩貞を結果論で批判するのは簡単だが、「仕方ない」と割り切った岡田監督の姿勢は正しい

阪神 2-2 広島:14回戦(甲子園・2023年7月29日) 阪神と広島の首位攻防戦は 2-2 で引き分けました。阪神は1点リードの8回表の継投が決まらずに同点に追い付かれてしまったのですが、岡田監督は「仕方ない」と割り切っています。 最善を尽くした上で結果だけ…

及川を「菊池雄星のようなエース」に育てたいのか「松井裕樹のようなクローザー」に育てたいのかが見えて来ない

阪神の及川が7月26日の公示で1軍登録を抹消されました。 交流戦の終盤で投球フォームが崩れて打ち込まれて抹消となり、“復調していない状態” で7月5日に緊急再昇格をさせていたのですから今回の抹消は止むを得ません。 しかし、今回の抹消を招いた原因は首脳…

岡田監督が円陣を組んだ巨人に先発・大竹が攻略されたことにダンマリでも良いが自省は必要

7月26日の巨人戦は先発の大竹が6回に捕まって 3-5 と逆算されるも、岡田監督から限られたチャンスしかもらえていない選手が軒並み結果を出した阪神が逆転勝利を手にしました。 岡田監督の手腕を持ち上げる記事が出るのはいつものことですが、岡田監督が触れ…

大山と佐藤輝でチームの全4打点を叩き出したことは大きいが、1番の近本が2得点だったことも大きい

阪神 4-2 巨人:12回戦(甲子園・2023年7月25日) 横田慎太郎氏の追悼試合として行われた阪神対巨人の12回戦は 4-2 で阪神が制しました。 「守備力の勝利」と語るマスコミもいますが、「主軸打者の打力」が勝敗の分かれ目になったと言うべきでしょう。 阪神…

山崎晃大朗にガラ空きのサードを陥れられたプレーで「ボケーッとしとんやろ」と青柳に責任転嫁をする岡田彰布

オールスター明けの初戦で阪神は 6-3 で敗れました。 5回裏に武岡がバントを試みた際にはサードのベースカバーが不在で3塁を陥れらたことを岡田監督は咎めていますが、対象者を間違えています。 岡田監督の要求する『普通のプレー』が非常識であり、その認識…

佐藤輝明がオールスターで山本由伸と山崎福也から放ったヒットは良い力感でのスイングだった

ファン投票で選出された佐藤輝明のオールスターでの成績は3打数2安打でした。 ヒットなった打席は “良い力感” でストレートを弾き返し、サードへのファールフライとなった最後の打席は(ホームランを狙いすぎて)力みでバットのヘッドが下がり過ぎた打席内容…

新聞社がスポーツ紙面上での会話しかできない岡田監督に「佐藤輝明の処遇への見解を教えろ」と迫る

7月16日に行われた中日戦(14回戦)に敗れた阪神の岡田監督が囲み取材で「佐藤輝明をどう起用するのかを新聞社に言うのはおかしいやろ」と不快感を露わにしています。 ただ、今後もマスコミから同じ質問が続くことになるでしょう。 なぜなら、岡田監督は “ス…

2点リードの9回表に岩崎ではなく岩貞を起用した理由を自ら説明せず「(取材は)なしや言うてんねん!」と “醜態をさらした岡田彰布” は2軍に行け

阪神 4-6 中日:2023年7月15日・13回戦(甲子園) 阪神は7月15日に行われた中日との13回戦で2点リードで9回表を迎えるも、岩貞がリードを守り切れずに追い付かれて延長戦の末に敗れました。 岡田監督には『2点リードのセーブシチュエーションで岩崎を起用し…