内野陣が4失策を記録して4月26日のヤクルト戦に敗れた阪神の岡田監督は翌27日の試合で木浪をベンチスタートとし、小幡を今季初先発にする決断を下しました。 26日での起用方法を踏まえると、この決断は妥当と言えるでしょう。今後の注目点は「小幡に “まとま…
1軍は引き分けを挟んでの6連勝で首位に浮上した阪神タイガースですが、2軍は新球団くふうハヤテに3タテを食らって最下位に転落しました。 和田監督が「走者を返せないから苦しくなる」と総括するのは無責任でしょう。 得点力不足の原因は「和田監督が組んだ…
4月19日に行われた阪神対中日の4回戦は 7-0 で阪神が快勝しました。 1週間前にも対戦した顔合わせだったため、『対・青柳』を見据えて先発ローテーションを再編した中日を返り討ちにしたことはポジティブ材料です。 しかし、門別を19日の試合で登板させる必…
1順した2024年のプロ野球ですが、違反球が採用されていた2011年・2012年シーズンを上回る極端な『投高打低』となっています。 「春先は投手の仕上がりの方が早い」と言っても、本塁打数は昨季より半減。三振数は昨季と同水準なのです。 本塁打を除いだ安打数…
阪神 0-1 広島:3回戦(甲子園・2024年4月11日) 阪神対広島の3回戦は好投した先発投手の後を引き継いだ2番手投手で明暗が分かれた試合でした。 明暗が分かれた理由は「配球」でしょう。2番手投手はどちらも「150km/h 台後半のストレートを投げられる投手」…
2024年シーズンでの初対戦となる阪神対広島は「打線の出来」が鍵になるでしょう。両チームともに貧打に悩んでいるからです。 阪神としては広島との3連戦に勝ち越して勝率5割以上で5カード目の中日との3連戦を迎えたいところです。逆に負け越すと『Bクラス』…
4月7日のヤクルト戦でリードを2点差に広げられるタイムリーエラーをした佐藤輝明に対し、馬場敏史コーチが取材陣の前で不満をぶちまけています。 馬場コーチは阪神の番記者らに「源田を育てた」と持ち上げられていますが、当時の西武内野陣(中村剛也・源田…
阪神は開幕2カードともに負け越しとなり、借金2で3カード目のヤクルトとの3連戦を迎えることになりました。 岡田監督は「想定外」と嘆いていますが、これはクリーンナップを任された3選手が “3選手ともに” ブレーキという状況が続いているからです。 打線の…
東京ドームで行われた巨人との開幕カードの3連戦は阪神の1勝2敗でした。 初戦と2戦目は完封負け。3戦目も7回まで無得点であり、「打線が機能するか」が今後の鍵であることは否定しようがないと思います。
阪神タイガースで監督を務めた安藤統男氏が「ノイジーの内野など柔軟な起用を」とスポーツ報知のコラムで主張しています。 ただ、この主張は検討に値しないでしょう。『ノイジーの内野起用』は打線の迫力不足の解決策にはなり得ないからです。
2024年の春季キャンプで特守を何度も行なった佐藤輝がオープン戦で成果を発揮しています。 開幕直前の3連戦で良い守備を継続していますし、その流れで開幕カードを迎えられることはポジティブと言えるでしょう。
3月19日に行われたソフトバンク対阪神のオープン戦は4回終了時で 7-2 と勝負の行方が決まったも同然でしたが、最終的には阪神が 10-9 で制しました。 岡田監督が取材拒否中で采配の真意は不明ですが、判断のタイミングは『公式戦モード』で「期待の若手には…
岡田監督が「勝ちに行く」と予告していた3月15日からの中日ドラゴンズとの3連戦は1分2敗でした。 ただ、岡田監督の「勝ちに行く」が『若手に出場機会を与えながらの公式戦モード』という条件付きだったことは16日の試合での選手起用からも明らかです。 「『…
オープン戦の連敗が続く阪神タイガースですが、中継ぎ投手陣の入れ替えを報じる記事が出ています。 2軍での再調整が有力視されているのは岩貞、椎葉、浜地の3投手。先頭打者に四球を出したことが理由とされていますが、それだけが理由ではないでしょう。 い…
2024年のオープン戦5連敗中の阪神タイガースですが、3月2日と3日の札幌ドームで行われた2試合では「春季キャンプ中にアピールした若手選手を1軍の試合で起用したこと」が収穫となりました。 課題が突きつけられた若手選手もいましたが、それは問題ではありま…
球団史上初の連覇を目指す阪神タイガースの2024年シーズンの展望。 打撃陣は『好球必打』がテーマです。2023年シーズンは「四球を上手く絡めた阪神打線の得点力」が際立ったため、各球団ともに対策を講じているでしょう。 『待球作戦』は逆効果になるリスク…
球団史上初の連覇を目指す阪神タイガースの2024年シーズンの展望。 投手陣は「全体的にハイレベル」と目されるため、個々の投手が「飛躍と復活」を遂げることで強力投手陣を維持することができるかが鍵になるでしょう。
球団史上初の連覇を目指す阪神タイガースの2024年シーズンの展望。 2シーズン連続で結果を残すためには「岡田監督の選手起用と采配」が “今年も” 重要になるでしょう。 就任1年目は「前任者から引き継いだ選手の能力を最大限に発揮すること」が最大の評価ポ…
阪神が2月16日からの第4クールで選手の入れ替えを行ったとスポニチなど各メディアが報じています。 西純、富田、ビーズリー、茨木、藤田が降格し、16日の第4クールから2軍の具志川キャンプに合流することが決まった。 どの選手を入れ替えるのかは首脳陣の裁…
沖縄で2024年シーズンに向けた春季キャンプを行っている阪神タイガースですが、「ビーズリーが右肩コンディション不良で1軍から離脱する」と岡田監督が表明しました。 1軍戦力としてカウントしていた(であろう)ビーズリーの離脱は痛手でしょう。 ただ、昨…
阪神の及川が先発に挑戦するとスポニチが報じています。 桐敷や及川は「長いイニングを投げれるポテンシャルを持った若手投手」ですから、先発投手に挑戦させることは大賛成です。 ただ、及川に関しては先発投手として結果を残すために有効な球種は『カット…
阪神の矢野前監督が注目株の前川右京に対して「出場機会を増やすためには守備や走塁でのレベルアップが必要」とスポニチのコラムで説いています。 現在のセ・リーグでは DH 制は採用されていないため、“打撃だけ” でスタメンの座を確保し続けるのは困難です。…
スポニチが2024年の春季キャンプに向けて自主トレ中の佐藤輝がブライス・ハーパーやフレディ・フリーマンを参考に作り上げだバッティングフォームの連続写真を掲載しています。 昨年とは投球の見え方や感覚が違ってくるはずですし、キャンプ中は投手の “生き…
阪神の平田ヘッドコーチが「外野両翼での激しい競争を心待ちにしている」とのコメントを報道陣に残したと日刊スポーツが報じています。 実際にポジション争いが起きるかは首脳陣の起用方法次第でしょう。なぜなら、昨シーズンは WAR が『マイナス』だったノ…
1月16日に12球団監督会議が行われ、試合時間の短縮に向けた取り組みが確認されたと産経新聞が伝えています。 時短の狙いは「試合をスピーティーに行うことで(間延びを防いで)新規顧客の獲得に繋げること」でしょう。 ただ、『次打者が打席に入るまでの30秒…
日刊スポーツに掲載された岡田彰布監督と吉田義男氏の新春対談で両者が「佐藤輝明は守備の練習不足だから打力が物足りない」との意見で一致し、盛り上がりを見せています。 両者の主張は『昭和の野球』です。現代では通用しないでしょう。“その価値観に基づ…
巨人は2023年シーズンまで阪神に在籍していたカイル・ケラーを獲得したと発表しました。 阪神にとっては痛手と言わざるを得ないでしょう。“坂本誠志郎とバッテリーを組んだ時のケラー” は打者を全く寄せ付けない投球で圧倒していたからです。 ケラーが巨人に…
佐藤輝明がハワイへの優勝旅行を一足先に切り上げ、アメリカ・シアトルにある『ドライブライン』の訪問に向かったと日刊スポーツなど各マスコミが報じています。 『ドライブライン』は「多数のカメラを用いたモーション解析」を行い、これまでに蓄積された一…
阪神の岡田監督が優勝のハワイ旅行で「お金はいっぱいあると球団が言ってた」と挨拶し、会場が笑いに包まれたとデイリースポーツが報じています。 “アジアスポーツ史上最高の売上高” と持ち上げられている(コロナ前の)福岡ソフトバンクホークスの売上高が3…
プロ3年目を終えた佐藤輝明が契約更改を行い、推定年俸が1億円の大台に到達しました。過去3年の実績を考えると昇給額は妥当と言えるでしょう。 左打者に不利な浜風が吹く甲子園が本拠地 新人から3年連続20本塁打(※ NPB 史上初) OPS は .749 → .798 → .837 …