2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
2023年プロ野球開幕戦・阪神 6-3 DeNA の寸評。 先制して中押しに成功し、終始リードを保ち続けた打線の活躍が光った試合でした。ブルペン陣は盤石の内容とは言えませんが、勝利を手にしたことで2試合目以降に硬さが取れた投球をしてくれることに期待です。
2023年シーズン開幕戦の阪神対 DeNA は「2022年シーズンに示された構図に変化が起きるか」が投打においての注目点になるでしょう。 昨年は DeNA の【青柳対策】が機能する一方で阪神打線は石田に手玉に取られていたことが理由です。
阪神の岡田監督が「中継ぎの勝ち星が1番大きい」とコメントし、ブルペン陣に奮起を促したと日刊スポーツが報じています。 しかし、この発言はズレています。リリーフ陣が白星を稼ぐには「同点かビハインドの展開で “打線が” 逆転に成功して逃げ切ること」が…
阪神のショートの開幕スタメンは小幡と明言されました。 重要なのは「小幡と木浪のどちらを開幕スタメンで起用するか」ではなく、「開幕スタメンに指名した選手が不振で苦しんだ場合にどこまで辛抱するか」です。 8番ショートが打撃不振でも打線全体が好調な…
伊藤将司が左肩の負傷で4月1日に行われる開幕2戦目の先発投手が不在となってしまった阪神ですが、1週間前の3月25日のオープン戦に先発した秋山が4回を62球で無失点と試合を作りました。 「ストレートのコントロール」は改善の余地があるものの、球威や粘りは…
阪神のルーキー選手である森下翔太と井坪陽生がバッティングで猛アピールを続けています。 ただ、外野手である両選手は「味方やフェンスとの激突を回避する守備」がバッティング以外にも重要になります。1軍の試合に出場している森下は3月24日のオリックス戦…
岡田監督が(スロースターターである)近本に対して「ボテボテの内野安打を狙え」と要求し、『目先の結果』を出すよう求めています。 この指示は無視すべきでしょう。近本の1番の武器は「ボテボテの内野安打」ではありません。 近本はプロ1年目の2019年に「…
オープン戦での打撃成績が芳しくない大山と佐藤輝の起用方法をマスコミから問われた岡田監督が逆質問をしています。 前任者である矢野監督の起用方法を(事あるごとに評論家の立場から)否定し、「固定する」と宣言してキャンプを過ごしたのは岡田監督なので…
3月19日に行われたヤクルトとのオープン戦に先発登板した才木は5回3失点と「今ひとつ」の投球内容でした。 結果が伴わなかった理由は「ストライク先行で打者を追い込んだにも関わらず、決め球が甘くなってしまったから」でしょう。この点の修正が開幕までの…
3月15日に行われた DeNA とのオープン戦で大山が2安打と調子を上げています。 ただ、大山の復調理由によっては『岡田監督の打撃指導』が逆効果になっている選手がいることを意味します。この場合は早急に手を打つ必要があると思います。
プロ3年目を迎える石井大智がオープン戦で結果を残し、勝ちパターン入りへのアピールを続けています。 プロ入り後はストレートの質が年々向上している様子が伺えることが成長の理由でしょう。今シーズンのオフには「年俸倍増」を余裕で勝ち取れるほどのブレ…
『右の長距離砲』として期待される森下翔太と井上広大は両選手ともに「1軍で結果を残せるだけの長所とそのための課題があるのが現状」だと思います。 長所と課題はそれぞれ異なりますし、課題を先に克服した選手がレギュラーの座を掴むことになるでしょう。…
岡田彰布監督が復帰した阪神タイガースの2023年の展望。 監督交代が行われた2023年の阪神で最大の注目点になるのは「選手の起用方法」でしょう。岡田監督は「選手の役割を固定化するタイプの指揮官」であり、『チーム内競争が起きにくいことの弊害』は無視で…
岡田彰布監督が復帰した阪神タイガースの2023年の展望。打撃陣は以下の項目がポイントになるでしょう。 中野のコンバートによる新二遊間 速球対策でポイントを前に設定するなどの打撃改造 助っ人選手(や新人王有資格者)の貢献による成績上乗せ 1と2は岡田…
岡田彰布監督が復帰した阪神タイガースの2023年の展望。 投手陣は昨年よりも数値を悪化させるでしょう。これは監督采配が悪いのではなく、2022年シーズンが良すぎたことが理由です。 なので矢野監督が続投していたとしても “投手陣全体の成績” は悪化したと…