2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「日本シリーズ第2戦の先発を託した西勇輝に容認したビハインドは何点だったのか」を岡田監督に質問すべき

2023年の日本シリーズ第1戦と第2戦は思わぬワンサイドゲームで1勝1敗となりました。 敗因は両チームともに「先発投手があと1つのアウトを取ることに急ぎすぎたことで集中打を浴びて(打線による挽回が極めて困難な)大差が付いたこと」です。 2戦目に大敗を…

2023年日本シリーズは “強力投手陣を擁する似た者同士” の対戦なので「打撃陣の出来」がポイント

2023年の日本シリーズは「リーグ屈指の投手陣を擁するチームの対戦」となりました。 投手戦が予想されるため、「第1戦での先制点」と「両チームの打線の出来」がシリーズ全体に及ぼす可能性が高くなるでしょう。 また、阪神としては第1戦と第2戦で使える DH …

編成面の理由で生じた穴をドラフト指名で補填に成功した2023年の阪神タイガース

2023年のドラフト会議が終了し、阪神は支配下登録で投手4人・野手2人の交渉権を獲得しました。 岡田監督には “暗黒ドラフト” の強い懸念があったのですが、「チームの将来を見据えた的確な指名が行われた」と評価されるべきでしょう。

クライマックスシリーズで阪神と広島の差となったのは「1軍野手陣の『層の厚さ』と『経験値』」

2023年のセ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージはレギュラーシーズンを首位で終えた阪神が3連勝で地力を見せつけ、日本シリーズに駒を進めました。 涙を吞む結果となった広島と順当に勝ち上がった阪神との差は「1軍野手陣の『層の厚さ』と…

積極的だった阪神の各打者はストレートに振り遅れていたが、変化球から入ったカープバッテリーに救われる

2023年のクライマックスシリーズ・ファイナルステージは阪神が 4-1 で先勝しました。 この試合ではレギュラーシーズンとは打って変わって『初球からの積極的なスイング』を仕掛けた阪神に軍配が上がったものの、打線としての修正点が露呈したことも事実です。…

プレビュー: 2023年クライマックスシリーズ・ファイナルステージ 阪神タイガース対広島カープ

10月18日から行われる2023年セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージは阪神対広島の組み合わせになりました。 「リーグ覇者である阪神が『ファーストステージを2連勝で突破して勢いに乗る広島』を “横綱相撲で” 捩じ伏せて第1戦を取れるか」…

“投手優位が進んだ2023年シーズン” に打撃成績を前年度よりも向上させた阪神打線

2023年のプロ野球は「投高打低の進行が見られたシーズン」でした。 セ・リーグではシーズンの平均得点が503得点と昨年・2022年の520得点から減少。打率も 0.244 と昨年の 0.248 から数字を下げています。 一方で阪神タイガースはシーズン489得点だったのが55…

1軍と2軍で “有望な若手捕手が出場機会を得られない選手起用” をしている阪神が高校生捕手をドラフト指名するのは論外

デイリースポーツが「2023年のドラフトでは高校生捕手を指名して常勝軍団の構築や」と怪気炎を上げています。 これほど無責任な記事はないでしょう。なぜなら、岡田1軍監督および和田2軍監督は “有望な若手捕手” の出場機会を損ねる選手起用をしているからで…

“9月以降から調子を落としたままのリーグ優勝に貢献した功労者” を外せるかがポストシーズンの鍵

セ・リーグはレギュラーシーズンの全日程が終了し、阪神は10月18日からのクライマックスシリーズ・ファイナルステージへの準備を始めることになりました。 クライマックスシリーズや日本シリーズなどのポストシーズンは4戦先勝の短期決戦。 “調子を落とした…

阪神が髙山や北條など8選手に来季構想外を告げたのは概ね妥当

阪神タイガースは公式サイトなどで8選手に来季構想外を通告したと発表いたしました。 本日、阪神タイガースでは、二保旭選手、渡邉雄大選手、小林慶祐選手、髙山俊選手、山本泰寛選手、板山祐太郎選手、北條史也選手、望月惇志選手に対して、来季の契約を結…