2024-01-01から1年間の記事一覧

2024年の現役ドラフト、阪神は奪三振能力を重視した「投手の入れ替え」となる

2024年の現役ドラフトが行われ、阪神から浜地が DeNA に移籍。巨人から畠を獲得することが決定しました。 阪神が関わった現役ドラフトは「 “指名球団が欲する能力を持つ投手” とのトレードに成功」しており、両投手が新天地でさらに成長することができるかが…

チーム首脳陣が「梅野との FA 契約の費用対効果を少しでも得るべき」との “サンクコスト効果” に屈したことが問題

阪神・梅野の口から「2021年オフに締結した複数年契約の契約期間は4年」と明かされました。 『3年契約の3年目』であろうと『4年契約の3年目』であろうと、梅野が2024年シーズンに残した成績は「1軍で復調を待つに値する数字ではありません」でした。 「梅野…

藤川監督の手腕は『クラウセヴィッツの戦争論』を基に評価すれば事足りる

藤川監督が就任した阪神タイガースは11月17日で2024年の秋季キャンプを終えました。 “復帰した岡田監督” は「過去の采配」が比較対象でしたが、“新人監督の藤川監督” にはそれが存在しません。 したがって、経営などで用いられている『クラウセヴィッツの戦…

【岡田イズム】は『結果論』による「自身の先入観に基づく決め付けの正当化」だから【帝王学】になり得ない

岡田前監督が「オーナー付顧問」に就任したと球団から発表されました。 今後は “ご意見番” として持ち上げられることが予想されますが、【岡田監督が語る野球観】は壊れて止まったアナログ時計。【帝王学】になり得ません。

浅知恵と謙遜しながらも『2番打者』として「巻き込むスイングで外角球を引っ張れる前川」と「併殺回避に長けた佐藤輝明」をテスト起用する藤川監督

藤川監督が就任して初めての実戦が行われ、2番打者に『バント前提の打者』ではなく『長打力が期待される左打者』が起用されました。 藤川監督は「浅知恵」と謙遜していますが、2番に起用された前川と佐藤輝明の2人が「変に意識せずに “普段どおりの” 打撃が…

阪神タイガースの2024年ドラフトに対する個人的感想

2024年のプロ野球ドラフト会議が終了し、阪神タイガースは支配下5選手と育成4選手の交渉権を獲得しました。 本日のドラフト会議2024で、阪神タイガースは、伊原陵人選手(NTT西日本)ら9選手の交渉権を獲得しました。https://t.co/VIVk2tnQXq pic.twitter.com/…

『岡田イズムの伝道師』として振る舞えなくなる OB ・番記者・タニマチなどの “輩” が岡田退任に文句を言ってるだけ

クライマックスシリーズ・ファーストステージで2連敗を喫した阪神タイガースの2024年シーズンが終了し、岡田監督の退任が決定しました。 一部からは「退任に対する不満や退任を惜しむ声」が出ていますが、発信元には「『岡田イズムの伝道師』として振る舞え…

「 “出たとこ勝負をした際の傾向” も『データ』で示される」ことを軽視したのが敗因

10月12日に行われた 2024 クライマックスシリーズ・セのファーストステージ第1戦は “データどおり” の試合内容で DeNA が 3-1 で阪神に先勝しました。 「データを軽視した代償を払うことになった試合」と言わざるを得ません。

持ち味を活かした自分のスイングをさせないようにする投球・配球にどう対処するかがポストシーズンでの攻撃陣の鍵

下克上に挑む2024年シーズンの阪神タイガースですが、攻撃陣は「 “持ち味を活かした自分のスイング” を自由にさせないようにする対戦相手の投球にどう対処するか」が鍵になるでしょう。 「良い投手との対戦」が中心となるため、『打率の低いコース』や『長打…

下克上には「才木がシーズン後半戦に陰りが見えた奪三振力を復活させること」が不可欠

下克上での日本一連覇を狙う阪神ですが、そのためには「才木がシーズン前半戦の奪三振力を取り戻すこと」が不可欠でしょう。 クライマックスシリーズのファーストステージとファイナルステージの両方でチームを勝利に導いてもらう必要がありますし、疲労で抜…

岡田監督の運用は「 “前頭2桁の番付で大きく負け越した役力士経験者” と “十両上位で好成績の力士” の入れ替えなし」ぐらい異様

阪神が来季構想外選手を発表しました。 本日、加治屋蓮選手、片山雄哉選手、髙濱祐仁選手、岩田将貴選手、遠藤成選手 に対して、来季の契約を結ばないことを伝えましたのでお知らせします。https://t.co/Zd23vxXLJI#阪神タイガース — 阪神タイガース (@Tiger…

フライデーの「佐藤輝明がデイリーの憶測批判記事に苦言を呈していた場面を “ブチギレ” と切り取られたのが真相」との擁護は無理がある

フライデーが「佐藤輝明ブチギレ事件の真相」と銘打ち、問題を起こしたデイリースポーツを擁護する記事を配信しています。 “匿名の” 阪神 OB が語ったとされる内容が根拠ですし、デイリースポーツが弁明を出した後に辻褄を合わせようとしただけの記事です。…

“岡田監督の緩慢なカバーリングを続ける梅野を黙認したミス” が敗因となったのは皮肉なものだ

阪神が9月27日の広島戦でサヨナラ負けを喫したことで、巨人の優勝へのマジックナンバーは「1」になりました。 岡田監督は「引き分けに持ち込めた」と試合後の囲み取材で悔やんでいましたが、それを阻んだのは「岡田監督が黙認し続けた梅野の緩慢なカバーリン…

残り5試合でV逸のエリミネーション・ナンバーが 3.5 と追い込まれた阪神タイガース

9月22日と23日に行われた阪神対巨人戦は 1-0 のスコアで1勝1敗に終わり、首位・巨人の優勝へのマジックナンバーは「4」となりました。 ただ、巨人が残り6試合を3勝2敗1分で終えると76勝59敗8分で勝率は .563。阪神が残り5戦5勝(77勝60敗6分)でも勝率は .56…

巨人が “マジック7.5” で対象チームの阪神は残り9試合で2ゲーム差

混セの表現が当てはまる2024年のセ・リーグでは巨人にマジックが点灯しました。 9月19日の試合が終了した時点で「マジック8」となっていますが、阪神が残り9試合を全勝しても巨人が「7勝2敗1分」の場合は勝率で巨人が上回ります。 したがって、阪神は「9月20…

“岡田監督の下で守備力向上に失敗した佐藤輝明” を排除するエリーティズムが「甲子園の観客によるクラウドノイズ」として出現したのは深刻

9月10日の DeNA 戦で佐藤輝明の守備範囲に飛んだフライに甲子園の観客が騒いでいたことをデイリースポーツは「どよめき」と表現していますが、そのような生易しいものではありません。 地上波の解説(福本豊氏や梨田昌孝氏)と衛星放送・ネット配信の解説(…

ベイスターズも “規定打席に9打席足りない得点圏打率 .391 のオースティン” を筆頭に打線の中軸はチャンスに強い

阪神の “近森大佐” がセ・リーグの得点圏打率上位4傑を占めており、この事実が逆転優勝を懸けた甲子園7連戦のポジティブ材料とデイリースポーツなどが報じています。 ただ、現実は別です。 上述のランキングは「規定打席に到達している選手」に限定したもの…

坂本誠志郎に『ストレート禁止の配球縛り』を課してる?

「速球と変化球のコンビネーションを駆使した上下・左右・前後の揺さぶりで打者を翻弄する配球」に長けた坂本誠志郎が9月8日のヤクルト戦では先発の西勇輝に変化球ばかりを要求していました。 青空ミーティングが行われた当日の中日戦で石井大智が投じた7球…

“1軍コーチからの守備指導が逆効果状態の佐藤輝明” をサードで起用し続ける岡田監督の責任が1番重い

2024年シーズンにサードで(送球面などの)エラーが続く佐藤輝明 “だけ” が批判され続けていますが、責任の度合いは岡田監督と馬場コーチに次ぐ3番目。 責任と批判が釣り合っていないことが根本的な問題なのです。

広島の玉村から右手首に死球を受けた翌日から打撃絶不調の佐藤輝明

8月23日の広島戦で玉村から右手首に死球を受けた翌日から佐藤輝明は深刻な打撃不振に直面しています。 玉村からの死球は “なかったこと” にして佐藤輝明の打撃不振を批判する岡田監督やマスコミの存在は何のプラスにもならないでしょう。

“昨年はリーグ最少の92併殺だった打線” が「2024年は年間125併殺のペース」かつ「リーグ最低のチーム打率」なのは厳しい

2024年シーズンの阪神タイガースは打線が上手く噛み合っていません。 その理由は「併殺打の数が激増したこと」でしょう。昨シーズンは92併殺でリーグ最少だった打線が今シーズンは117試合を消化した時点で103併殺。シーズン125併殺のペースです。 “129併殺を…

“2塁走者の代走・尾田” に擬態して木浪と佐藤輝明を欺いた大西3塁コーチが MVP

8月17日に行われた中日対阪神の20回戦で9回裏に追い付かれた守備に対し、岡田監督は佐藤輝明だけを批判しています。 しかし、これは中日の大西崇之3塁ベースコーチによる “反則スレスレの行為” を讃えるべきでしょう。 /土壇場の大仕事\代打 #福永裕基 の…

“超一流に牽引された惰性で評価を得たプロ野球人生の岡田彰布” が監督の立場でチームを率いて敗戦後の東京ドーム最終戦で挨拶に向かうことはないか

各球団が本拠地とする球場では “試合結果に関わらず” 最終戦を終えたビジター側がファンに挨拶をすることが通例となっています。 しかし、2024年シーズンは8月14日に開催された巨人対阪神の21回戦が「阪神にとっての東京ドーム最終戦」だったにも関わらず、…

岡田監督は「送球が不安定な内野手は1軍には不要」との『評価基準』をマスコミの前で “公言” したら良いのに

8月13日の巨人戦では “前日に送球エラーが記録された佐藤輝明” がスタメン落ちとなりました。 これは『岡田監督による守備の評価基準』によって下されたものでしょう。岡田監督は「 “普通に” やってたら送球ミスなど起こり得ない」との価値観を根底に据えて…

“堂林に逆球を決勝タイムリーにされた早稲田大出身の大竹” のスケープゴートで坂本誠志郎が抹消かいな

日刊スポーツによりますと、坂本誠志郎が8月11日付の公示で抹消される見込みとのことです。 岡田監督が「1試合で1〜2回ほどエアポケットになる時がある」とキャッチャー(やバッテリー陣)の責任にしていますが、これはマスコミの “こじつけ” です。 「投手…

5点リードで “7回89球で1失点のビーズリー” を降板させたのは「中5日で8月14日の巨人戦に先発予定」でなければ問題

8月8日のヤクルト戦に勝利して3連敗は免れた阪神タイガースですが、5点リードで迎えた8回裏からの継投策を現時点で褒め称えることはできないでしょう。 先発のビーズリーは7回を89球で投げて切って1失点。中5日で8月14日に予定されている巨人戦に先発させる…

松中信彦から「今のままだと絶対に打てないと扱き下ろされた翌日から佐藤輝明が打ち続けている理由」を聞けなくて残念だった

7月31日に行われた阪神対巨人の17回戦で虎テレ(や DAZN)の解説を務めた松中信彦氏は6月14日のソフトバンク対阪神の1回戦で解説を行った際に「佐藤輝明は(森下と同様に)今のままでは絶対に打てない」と言い切っていました。 しかし、その翌日のソフトバン…

7月17日の巨人戦は岡田監督の采配が “最初から最後まで” チグハグだった

7月17日に行われた巨人戦に 4-3 で逆転負けを喫した阪神の岡田監督が「チグハグ」と試合後に批判しています。 しかし、最もチグハグだったのは岡田監督の采配です。この事実は猛省しなければなりません。

月イチのペースで中継ぎ投手を潰している “問題爺の岡田監督” にチームマネジメント力はない

サンスポが7月15日の巨人戦で回跨ぎをした桐敷を「岡田監督のチームマネジメントも助ける働きぶり」と絶賛しています。 チーム最多39試合目の登板となった阪神・桐敷がイニングまたぎの力投で先輩の〝休養日〟も確保し、岡田監督のチームマネジメントも助…

“3連続長打” を許したにも関わらず、捕手・梅野の配球を批判しない岡田監督が『ぬるま湯』の環境を作り出している

7月12日に行われた中日との13回戦に 3-0 の完封負けを喫した阪神の岡田監督が「防ぎようのない3点やった」と(村上と梅野の)バッテリー陣を擁護しています。 これは捕手が梅野だからでしょう。坂本誠志郎がマスクを被っていた場合は「打者3人連続で長打を打…