データ

違反球で貧打だった2011年や2012年よりも打撃不振が深刻な2024年シーズンのプロ野球

1順した2024年のプロ野球ですが、違反球が採用されていた2011年・2012年シーズンを上回る極端な『投高打低』となっています。 「春先は投手の仕上がりの方が早い」と言っても、本塁打数は昨季より半減。三振数は昨季と同水準なのです。 本塁打を除いだ安打数…

“投手優位が進んだ2023年シーズン” に打撃成績を前年度よりも向上させた阪神打線

2023年のプロ野球は「投高打低の進行が見られたシーズン」でした。 セ・リーグではシーズンの平均得点が503得点と昨年・2022年の520得点から減少。打率も 0.244 と昨年の 0.248 から数字を下げています。 一方で阪神タイガースはシーズン489得点だったのが55…

岡田監督の迷采配、“梅野と組んだ際の被 OPS が 0.700 超の浜地” を勝ちパターンで利用した後に癇癪抹消

阪神は8月7日付の公示で浜地の登録を抹消しました。岡田監督は6日の DeNA 戦で走者を背負う苦しいピッチングとなった浜地とケラーを批判していますが、これは間違いです。 浜地とケラーは梅野とバッテリーを組んだ際の被 OPS は 0.700 超。ピンチを招く可能…

6月下旬の時点で『1試合あたりの安打・塁打・盗塁・犠打』が2022年の数値を下回っている岡田阪神、『四球狙い』が目的になっては本末転倒

DeNA に3連敗を喫して首位陥落となった阪神ですが、スポニチなどは「巻き返しの鍵は『四球力』」との記事を掲載しています。 昨年(2022年)と比較して岡田阪神は『1試合あたりでの四死球数』が増えていることは事実です。ただ、安打や塁打など打撃項目の数…

2023年4月上旬の阪神打線は「送りバント大好き四球乞食」

2023年のプロ野球は開幕から5カードを消化し、各チームの傾向が見えつつあります。 岡田監督が復帰した阪神は「四球狙いと送りバント」が打線の傾向として示されている状況です。ただ、得点力が2022年の1試合平均よりも悪化しています。 【対策の対策】を講…

「リリーフ陣の勝利数はチームの得点力次第」という現実から目を背ける岡田彰布監督

阪神の岡田監督が「中継ぎの勝ち星が1番大きい」とコメントし、ブルペン陣に奮起を促したと日刊スポーツが報じています。 しかし、この発言はズレています。リリーフ陣が白星を稼ぐには「同点かビハインドの展開で “打線が” 逆転に成功して逃げ切ること」が…