2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

“ウル虎の夏2023の6連戦” で島本と加治屋が5試合に登板するブルペン運用は『普通』ではない

広島との首位攻防3連戦を2勝1分で制した阪神は2023年7月を首位で終えました。 岡田監督は「まだ7月やで」と “絶口調” で喜びを隠し切れていませんが、7月末に開催された『ウル虎の夏』の6連戦で島本と加治屋の2投手が5試合に登板していることは懸念点です。 …

小園に同点タイムリーを許した岩貞を結果論で批判するのは簡単だが、「仕方ない」と割り切った岡田監督の姿勢は正しい

阪神 2-2 広島:14回戦(甲子園・2023年7月29日) 阪神と広島の首位攻防戦は 2-2 で引き分けました。阪神は1点リードの8回表の継投が決まらずに同点に追い付かれてしまったのですが、岡田監督は「仕方ない」と割り切っています。 最善を尽くした上で結果だけ…

及川を「菊池雄星のようなエース」に育てたいのか「松井裕樹のようなクローザー」に育てたいのかが見えて来ない

阪神の及川が7月26日の公示で1軍登録を抹消されました。 交流戦の終盤で投球フォームが崩れて打ち込まれて抹消となり、“復調していない状態” で7月5日に緊急再昇格をさせていたのですから今回の抹消は止むを得ません。 しかし、今回の抹消を招いた原因は首脳…

岡田監督が円陣を組んだ巨人に先発・大竹が攻略されたことにダンマリでも良いが自省は必要

7月26日の巨人戦は先発の大竹が6回に捕まって 3-5 と逆算されるも、岡田監督から限られたチャンスしかもらえていない選手が軒並み結果を出した阪神が逆転勝利を手にしました。 岡田監督の手腕を持ち上げる記事が出るのはいつものことですが、岡田監督が触れ…

大山と佐藤輝でチームの全4打点を叩き出したことは大きいが、1番の近本が2得点だったことも大きい

阪神 4-2 巨人:12回戦(甲子園・2023年7月25日) 横田慎太郎氏の追悼試合として行われた阪神対巨人の12回戦は 4-2 で阪神が制しました。 「守備力の勝利」と語るマスコミもいますが、「主軸打者の打力」が勝敗の分かれ目になったと言うべきでしょう。 阪神…

山崎晃大朗にガラ空きのサードを陥れられたプレーで「ボケーッとしとんやろ」と青柳に責任転嫁をする岡田彰布

オールスター明けの初戦で阪神は 6-3 で敗れました。 5回裏に武岡がバントを試みた際にはサードのベースカバーが不在で3塁を陥れらたことを岡田監督は咎めていますが、対象者を間違えています。 岡田監督の要求する『普通のプレー』が非常識であり、その認識…

佐藤輝明がオールスターで山本由伸と山崎福也から放ったヒットは良い力感でのスイングだった

ファン投票で選出された佐藤輝明のオールスターでの成績は3打数2安打でした。 ヒットなった打席は “良い力感” でストレートを弾き返し、サードへのファールフライとなった最後の打席は(ホームランを狙いすぎて)力みでバットのヘッドが下がり過ぎた打席内容…

新聞社がスポーツ紙面上での会話しかできない岡田監督に「佐藤輝明の処遇への見解を教えろ」と迫る

7月16日に行われた中日戦(14回戦)に敗れた阪神の岡田監督が囲み取材で「佐藤輝明をどう起用するのかを新聞社に言うのはおかしいやろ」と不快感を露わにしています。 ただ、今後もマスコミから同じ質問が続くことになるでしょう。 なぜなら、岡田監督は “ス…

2点リードの9回表に岩崎ではなく岩貞を起用した理由を自ら説明せず「(取材は)なしや言うてんねん!」と “醜態をさらした岡田彰布” は2軍に行け

阪神 4-6 中日:2023年7月15日・13回戦(甲子園) 阪神は7月15日に行われた中日との13回戦で2点リードで9回表を迎えるも、岩貞がリードを守り切れずに追い付かれて延長戦の末に敗れました。 岡田監督には『2点リードのセーブシチュエーションで岩崎を起用し…

藤浪が好投する要因は「6月頃の投球フォーム改良が馴染んでストレートのシュート成分がスプリットに近づいたこと」

アスレチックスに加入した藤浪が6月から好投を続けていることに対する様々な記事が出ています。 投球内容が激変した理由は藤浪自身が公言しない限り推測の域を出ませんが、「藤浪の4シーム(の球質)が変化していること」が好投の要因でしょう。 球質の変化…

“チーム全体で6イニング16度の得点圏で唯一ヒットを放った佐藤輝明” を「もっと早く打ってたら先制点になってたわ」と扱き下ろす岡田彰布

7月13日に行われた DeNA 戦(14回戦)で阪神は 0-4 の敗戦を喫しました。 阪神は得点圏で16度の打席が訪れたものの、走者を進めることができた唯一の打者が佐藤輝明でした。 しかし、岡田監督は「もっと早く打ってたら先制点になってたわ」と扱き下ろしたの…

森下翔太を1番で機能させるには『プロ1年目の近本』と同様に「自由かつ積極的に打たせる」ことが重要

右肋骨の骨折で近本が不在となったことで生じた1番の座をドラ1ルーキーの森下翔太が埋めようとしています。 森下が1番として機能し続けるかは「首脳陣が森下に余計な制限を極力設けないこと」が鍵になるでしょう。具体的には近本のプロ1年目と同様に「自由か…

優勝に必要なのは佐藤輝明であって岡田彰布ではない

岡田彰布は「佐藤輝明の輝かしい選手キャリアを潰した監督」として記憶されるでしょうね。 佐藤輝明よりもプロ入り2年目の時点で優れていた選手は NPB にはいません。左打者でプロ入り初年度から2年連続で20本塁打以上を記録したのは佐藤輝明が史上初だった…

再登録したばかりの及川を抹消すると岡田監督の威厳に関わるから「1軍実績の乏しい岡留の抹消」となったのだろう

阪神は7月8日付の公示で岡留を抹消しました。 7/8(土)のセ・リーグ公示【出場選手登録】中島宏之(G)【出場選手登録抹消】岡留英貴(T)北村拓己(G)https://t.co/5mKOaPg6dX#NPB — 日本野球機構(NPB) (@npb) 2023年7月8日 6月23日に1軍登録された岡留が得た登…

日刊スポーツ・高原寿夫氏、スライディングをせず本塁で憤死した緩慢走塁のノイジーを全面擁護

日刊スポーツの高原寿夫氏がコラム記事で「カープ戦でスライディングをせずに本塁で憤死したノイジーを全面擁護」しています。 ノイジーの言い訳を鵜呑みにし、“授業料” だったと割り切るべきと批判をする様子はありません。 ノイジーを溺愛する岡田監督への…

“伏兵の思わぬ一発” を浴びて後手に回ったチームが敗戦を喫した広島対阪神の3連戦

7月4日からマツダスタジアムで行われた広島対阪神の3連戦(10回戦〜12回戦)は2勝1敗でカープがゲーム差を詰めることに成功しました。 初戦は別にすると、2試合目と3試合目は「伏兵の一発」が試合を左右する要因になりました。両チームの戦力は拮抗している…

今季2度目の2試合連続での早いイニングでの降板をした西勇輝に岡田監督の堪忍袋の緒が切れる

7月4日の広島戦で3回6失点で KO された西勇輝に岡田監督の堪忍袋の緒が切れました。 安定感を武器にする投手が KO される試合はあります。しかし、2試合連続 KO となれば話は別ですし、(シーズン前半戦での)今季2度目の2試合連続 KO となれば擁護は難しく…

先発した直近2試合10イニングで3奪三振に終わった才木をリフレッシュ目的で抹消するのは “あり”

7月3日付の NPB 公示で阪神は先発の才木を抹消しました。才木は直近の先発2登板が本来の投球内容からは遠かったため、リフレッシュ目的での抹消は “あり” でしょう。 才木の代役は2日(日)にファームで先発していた青柳になると思われます。

右打者のインコースに要求された “沈む速球” を投げ切れていない加治屋に「ファームでの修正期間」を与えるべき

巨人 2x-1 阪神: 9回戦・2023年6月30日、東京ドーム 加治屋が伏兵の岸田に手痛いサヨナラホームランを浴びて阪神は 2-1 で敗れました。 打たれたボールは「アウトコースの高めに浮いたカットボール」ですから『結果論』による批判は止むを得ません。どれだ…