投手
2025年シーズン最後の伝統の一戦は巨人が 11x-10 で制し、阪神の先発・髙橋遥人は2試合連続で打ち込まれました。 『ケイ対策』を転用した巨人打線が「髙橋遥人の攻略に成功」したのです。“巨人キラー” のイメージとは異なる現実に直面していることを受け入れ…
8月7日の中日戦に先発した阪神の伊原は4回5失点(自責2)と前回登板に続いて上手く試合を作ることができませんでした。 その要因として「対戦相手の打線としてのアプローチ」も影響しているため、“バッテリーで” 相手チームの対策を無効化することが必要にな…
7月26日の DeNA 戦で完封勝利した才木に対し、藤川監督が試合後の会見で「メカニックが改善されたので大丈夫だと思う」と太鼓判を押すと共に期待を寄せています。 細かい技術的な部分は伏せられたままですが、メカニックに修正が加えられた成果は投球内容に…
先発投手として育成されていた門別が『中継ぎ起用』を前提に1軍選手登録が行われるとの報道が出ています。 この起用方法が評価されるかは「目的次第」でしょう。「意図したピッチングで1軍の打者を抑える成功体験を得るため」の場合は理解できるからです。
東京スポーツが「岩崎の温存がブルペン崩壊の遠因」と記事を配信していますが、これは根本的な原因を見逃している間違った主張です。 藤川監督が交流戦での岩崎の投入を見送っている理由は「対右打者との対戦成績が悪い」から。右の強打者が並ぶチームとの対…
石黒とネルソンが無失点リリーフで『右のセットアッパー候補』として名乗りを上げたにも関わらず、藤川監督は試合後の囲み取材で「課題だらけですね」と寸評しています。 これは藤川監督が言う『課題』が「永遠の課題」だからでしょう。 その『課題』は藤川…
ゴールデンウイークの9連戦初戦・中日戦に 4-1 で敗れた阪神の藤川監督が「勝つためのベストを尽くせていたのか」とバッテリーへの苦言を残しています。 先発・才木の出来は良かったですし、バッテリー陣が「自惚れ」と言われても仕方のない配球で自滅したか…
2025年のプロ野球は開幕3カードを消化し、藤川新監督の阪神は5勝3敗1分で単独首位に躍り出ました。 打線が本調子ではない中で首位に立っているのは素晴らしいことですが、中継ぎ運用に関しては「修正」を試みる必要があるでしょう。3連投が容認される事情で…
沖縄で行われている阪神の2025年春季キャンプは日程の大部分が終了しました。 今週末の3月からはオープン戦が本格化しますが、沖縄での実戦で選手が示したパフォーマンスは藤川監督が求める方針に沿ったものだったと思います。
2024年の現役ドラフトが行われ、阪神から浜地が DeNA に移籍。巨人から畠を獲得することが決定しました。 阪神が関わった現役ドラフトは「 “指名球団が欲する能力を持つ投手” とのトレードに成功」しており、両投手が新天地でさらに成長することができるかが…
下克上での日本一連覇を狙う阪神ですが、そのためには「才木がシーズン前半戦の奪三振力を取り戻すこと」が不可欠でしょう。 クライマックスシリーズのファーストステージとファイナルステージの両方でチームを勝利に導いてもらう必要がありますし、疲労で抜…
岡田監督の不味い投手起用は今年に始まったことではありませんが、2024年シーズンは「『将来のエース』と期待される若手有望株の起用方法」の不味さが際立っています。 ファームで先発調整していた門別、富田、及川、西純矢が『中継ぎ』として1軍に招集され…
5月11日の DeNA 対阪神が乱打戦で先発の伊藤将司が KO されたため、岡田監督は “ファームで先発調整していた及川” を5月12日付で1軍登録し、ブルペン待機させました。 この起用方法は問題でしょう。同じ登録・起用方法をされた門別は1軍での先発登板で思うよ…
オープン戦の連敗が続く阪神タイガースですが、中継ぎ投手陣の入れ替えを報じる記事が出ています。 2軍での再調整が有力視されているのは岩貞、椎葉、浜地の3投手。先頭打者に四球を出したことが理由とされていますが、それだけが理由ではないでしょう。 い…
球団史上初の連覇を目指す阪神タイガースの2024年シーズンの展望。 投手陣は「全体的にハイレベル」と目されるため、個々の投手が「飛躍と復活」を遂げることで強力投手陣を維持することができるかが鍵になるでしょう。
沖縄で2024年シーズンに向けた春季キャンプを行っている阪神タイガースですが、「ビーズリーが右肩コンディション不良で1軍から離脱する」と岡田監督が表明しました。 1軍戦力としてカウントしていた(であろう)ビーズリーの離脱は痛手でしょう。 ただ、昨…
阪神の及川が先発に挑戦するとスポニチが報じています。 桐敷や及川は「長いイニングを投げれるポテンシャルを持った若手投手」ですから、先発投手に挑戦させることは大賛成です。 ただ、及川に関しては先発投手として結果を残すために有効な球種は『カット…
甲子園での2023年レギュラーシーズン最終戦に先発して5回5失点だった富田蓮は「1軍での洗い出しができた試合」と言えるでしょう。 昨年のドラフト6位で入団した富田は高卒社会人投手。西純矢や及川と同学年で進学していれば大学4年生の年齢です。 その年齢の…
9月8日から甲子園で行われた阪神対広島の3連戦は阪神が3連勝で優勝へのマジックを一気に5まで減らしました。この3連戦での収穫は「大竹のストレートに球威が戻ったこと」でしょう。 阪神 OB の藤川球児氏は「極端な配球」と評論していますが、大竹と坂本のバ…
阪神の及川が7月26日の公示で1軍登録を抹消されました。 交流戦の終盤で投球フォームが崩れて打ち込まれて抹消となり、“復調していない状態” で7月5日に緊急再昇格をさせていたのですから今回の抹消は止むを得ません。 しかし、今回の抹消を招いた原因は首脳…
7月4日の広島戦で3回6失点で KO された西勇輝に岡田監督の堪忍袋の緒が切れました。 安定感を武器にする投手が KO される試合はあります。しかし、2試合連続 KO となれば話は別ですし、(シーズン前半戦での)今季2度目の2試合連続 KO となれば擁護は難しく…
7月3日付の NPB 公示で阪神は先発の才木を抹消しました。才木は直近の先発2登板が本来の投球内容からは遠かったため、リフレッシュ目的での抹消は “あり” でしょう。 才木の代役は2日(日)にファームで先発していた青柳になると思われます。
巨人 2x-1 阪神: 9回戦・2023年6月30日、東京ドーム 加治屋が伏兵の岸田に手痛いサヨナラホームランを浴びて阪神は 2-1 で敗れました。 打たれたボールは「アウトコースの高めに浮いたカットボール」ですから『結果論』による批判は止むを得ません。どれだ…
4-1 で敗れた6月6日の楽天との交流戦で阪神が手にした数少ない収穫の1つが「先発の村上頌樹が8回4失点で完投したこと」でしょう。 チーム事情を踏まえると完投は大きな貢献です。その一方で “さらに上のレベルを目指して欲しい村上” には課題が示された試合…
6月4日のロッテ戦(交流戦)で9回を101球で完封した才木浩人の好投は「梅野のリード」をなしには語れないでしょう。金村暁氏が論評しているとおりの素晴らしいバッテリーでした。 しかし、翌5日は “才木と同じ特長を持つ桐敷” が5回途中で KO されて課題が示…
6月1日に行われた西武との交流戦に先発した伊藤将司は5回4失点で試合を作れず、敗戦投手となりました。 先発投手をしていれば、内容が思わしくない “バッド・デー” に遭遇することはあります。1日の西武戦で失点を喫した理由は明らかなのですから、次回登板…
西勇輝が敗戦投手になって良かったわ。栗山巧に完璧な “打ち直しの本塁打” を許したんやもん。 /Mr.レオの一撃\栗山巧が痛烈なライナーで今シーズン第1号ホームランチームを勢いつける一発になるか⚾プロ野球(2023/5/31)西武×阪神Live on DAZN#DAZNプロ野球…
岡田監督が西純矢を中継ぎで起用する考えだと日刊スポーツなどが報じています。 西純矢が先発した4試合で結果が伴わなかったことは事実です。しかし、今シーズンは “オープン戦も含めて” 打ち込まれた試合でバッテリーを組んだのは全て梅野でした。 一方で坂…
5月11日のヤクルト戦でプロ初勝利をあげた石井大智が「腰痛」を理由に翌日・5月12日付で出場選手登録を抹消されました。 勝ちパターンを任されていたセットアッパーの離脱は痛手です。 ただ、雨天中止などの影響で9月と10月に連戦が組まれることを考えると「…
2022年のドラフト6位指名で阪神に加わった富田蓮が先発調整を理由に1軍登録を5月7日付で抹消されました。 「富田が1軍の先発投手として通用するか」は先発起用をしないことには分からない部分もあります。 富田自身が先発を希望していましたし、シーズン全体…