2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

心情的には「サード佐藤輝明」だが、定量的には「ライト佐藤輝明」が現状の最適解

阪神の藤川監督が交流戦後も『ライト佐藤輝明』を継続する方針をマスコミに述べています。 個人的な心情としては「『サード佐藤輝明』を見たい」のですが、チーム状況を定量的に見ると「『ライト佐藤輝明』にせざるを得ない」が実情でしょう。

「意図したピッチングで1軍の打者を抑える成功体験」をさせる目的での門別の中継ぎ起用なら問題視する必要はない

先発投手として育成されていた門別が『中継ぎ起用』を前提に1軍選手登録が行われるとの報道が出ています。 この起用方法が評価されるかは「目的次第」でしょう。「意図したピッチングで1軍の打者を抑える成功体験を得るため」の場合は理解できるからです。

坂本誠志郎の打撃が好調なのは「左足の踏み込む位置を変えたこと」が大きいのでは?

6月15日の試合が終了した時点で坂本誠志郎が OPS .704 と打撃面でもチームに貢献しています。 4月時点での打撃フォームと比較すると、『踏み込んだ際の左足の位置』が変わっており、この変更が良い方向に機能しているのだと思います。

5試合連続逆転負けの敗因は「ブルペン陣のリスクマネジメントで手一杯の状況で『石井大智離脱によるダメージコントロール』も強いられたこと」

6月10日の西武戦から阪神タイガースは5試合連続で逆転負けを喫する泥沼状態です。 敗因は「アクシデントによる石井大智離脱のダメージコントロールに失敗していること」なのですが、根本的な原因は「ブルペン陣のリスクマネジメントが手一杯の状況で打つ手が…

『中軸に複数の右打者が並ぶチームとの対戦』で “対右打者の K% が 6.3% にまで悪化した岩崎” の登板を回避させたことは「温存」ではない

東京スポーツが「岩崎の温存がブルペン崩壊の遠因」と記事を配信していますが、これは根本的な原因を見逃している間違った主張です。 藤川監督が交流戦での岩崎の投入を見送っている理由は「対右打者との対戦成績が悪い」から。右の強打者が並ぶチームとの対…

藤川監督が言及している課題は「意図した投球をマウンドで体現できているか」という『永遠の課題』

石黒とネルソンが無失点リリーフで『右のセットアッパー候補』として名乗りを上げたにも関わらず、藤川監督は試合後の囲み取材で「課題だらけですね」と寸評しています。 これは藤川監督が言う『課題』が「永遠の課題」だからでしょう。 その『課題』は藤川…