ベイスターズも “規定打席に9打席足りない得点圏打率 .391 のオースティン” を筆頭に打線の中軸はチャンスに強い

 阪神の “近森大佐” がセ・リーグの得点圏打率上位4傑を占めており、この事実が逆転優勝を懸けた甲子園7連戦のポジティブ材料とデイリースポーツなどが報じています。

 ただ、現実は別です。

 上述のランキングは「規定打席に到達している選手」に限定したもの。“規定打席まで9打席足りないオースティン” は得点圏打率 .391 であるにも関わらず、ランク外の扱いです。

 DeNA にはオースティン以外にも得点圏打率が3割超の打者は佐野、宮崎、山本がいます。

 したがって、阪神対 DeNA の3連戦は「クリーンナップの前に無駄な走者を出さないこと」が両チームともに重要になるでしょう。

 似た特長の打線を持つチーム同士の直接対決だからです。