采配・選手起用

“今季は中継ぎとしての結果を残していない西純矢” を1点リードの7回に投入したのは岡田監督の采配ミス

5月24日のヤクルト戦に逆転勝ちした阪神タイガースですが、1点リードの7回に西純矢を投入したことは岡田監督の采配ミスでしょう。 今季の芳しくない投球成績がそのまま出てしまったからです。西純矢に1軍の戦力として貢献してもらうためにも、微調整ではなく…

矢野監督の投手評価基準と運用方針

矢野監督が DAZN などで解説をした際に言及していた内容から投手の起用方法についての推察。 先発ローテーションを守り続けるには、 “使える変化球” が3つは欲しい 『ニコイチ(※ 2球種に絞られる)』になるのはダメ (打者の目先を変える)カーブが使えると…

打撃絶不調の正捕手・梅野が先発フル出場をする現状の起用方法では捕手3人制を続けるメリットがない

3月と4月を13勝10敗1分で終えた阪神タイガースですが、選手起用や采配で改善すべき点もあります。その代表例が『捕手3人制』です。 その理由は「岡田監督がベンチに捕手3人も必要のない采配をしているから」です。 勝負所で先発捕手に「代打」や「代走」が送…

4月29日のヤクルト戦は「温存」が前提なら、石井大智の回跨ぎ起用は妥当

4月28日に神宮球場で行われたヤクルト対阪神戦(4回戦)は先発・大竹を5回73球で降板させて継投策を選択した阪神が 4-0 で3連戦の初戦を制しました。 大竹の出来は悪かったですし、早めの継投を選択した岡田監督の采配は「的確」と言えるでしょう。 ただ、2…

岡田監督が得点期待値と得点確率を下げる采配・選手起用をするから得点力不足で悩むことになる

阪神の岡田監督が【貧打に悩む打線】を嘆いています。得点力不足の原因は以下に指摘する要素が主な理由でしょう。 送りバントの重用 近本と中野の盗塁は赤信号が常時点灯 佐藤輝への打撃指導 打率1割の梅野が捕手3人制で先発フル出場 根本的な原因は「岡田監…

岡田監督が求める【相手チームの対策を先読みしたアプローチ】はチーム方針への造反行為

【待球による四球狙い】が対戦相手に看破されて貧打に陥ったことに業を煮やした岡田監督が4月18日の広島戦を前に「積極的に仕掛けろ」との指示を出しています。 問題は「相手チームの対応を “後追い” するのではく “先読み” しろ」と言っていることです。 対…

完全試合継続中の村上頌樹に降板を告げた岡田監督の采配は「理解」できるが「支持」はしない

4月12日に行われた巨人対阪神の2回戦で岡田監督は7回まで完全試合を継続していた先発・村上頌樹に8回表の打席で代打を送る継投策を採りました。 村上のストレートに巨人の各打者が対応しつつある状況でしたから、交代は理解できるものです。ただし、完全試合…

開幕3連勝は良かったけど、開幕から3連投させるのはアカン

阪神は2021年以来となる開幕3連勝を達成しました。最高のスタートダッシュを決めたと言えるでしょう。 ただ、その一方で岩崎に開幕戦から3連投を強いるなど投手起用は懸念材料です。 2戦目が延長12回まで突入したとは言え、この投手起用を続けると勝ちパター…

開幕レギュラーを託した小幡が極端な打撃不振に陥っても交流戦前までは辛抱して先発起用を

阪神のショートの開幕スタメンは小幡と明言されました。 重要なのは「小幡と木浪のどちらを開幕スタメンで起用するか」ではなく、「開幕スタメンに指名した選手が不振で苦しんだ場合にどこまで辛抱するか」です。 8番ショートが打撃不振でも打線全体が好調な…

岡田彰布監督に “オープン戦の成績が散々な大山と佐藤輝” を批判する資格はない

オープン戦での打撃成績が芳しくない大山と佐藤輝の起用方法をマスコミから問われた岡田監督が逆質問をしています。 前任者である矢野監督の起用方法を(事あるごとに評論家の立場から)否定し、「固定する」と宣言してキャンプを過ごしたのは岡田監督なので…

岡田監督の阪神の展望(2023年):采配・選手起用

岡田彰布監督が復帰した阪神タイガースの2023年の展望。 監督交代が行われた2023年の阪神で最大の注目点になるのは「選手の起用方法」でしょう。岡田監督は「選手の役割を固定化するタイプの指揮官」であり、『チーム内競争が起きにくいことの弊害』は無視で…