6月23日に行われた DeNA との首位攻防戦の初戦を落とした岡田監督が取材陣との試合後の一問一答で「ハーフスイングへの判定」に不満をぶちまけています。
ただ、該当プレーの映像や写真は「審判団の下した判定の方が正しい」と物語っているのです。
24日以降の試合で阪神の打者や投手が不利な判定をされたとしても「岡田監督が求めた基準で審判団が判定を下しただけ」と割り切らなければならないでしょう。
佐野のハーフスイングは「振っていない」の判定が正しい
岡田監督が文句を言っている佐野のハーフスイングは以下のものです。
バットはホームベースに対して垂直になる寸前で止まっていますし、これを「スイング」と判定するのは厳しすぎです。
ハーフスイングの判定で『岡田基準』が適用されてしまうと、大山のような “スイングを途中で止めてボール球を見逃せる打者” は空振りを頻繁に取られしまいます。
24日以降の試合で “阪神の打者だけ” に『岡田基準』が適用されても文句は言えません。言いがかりによる代償を懸念しなければならないでしょう。
ミエセスのハーフスイングは塁審に確認するまでもなく振っている
岡田監督は「ミエセスは振っていない」と記者団に吐き捨てていますが、その主張が完全な間違いであることの証拠写真が存在します。
「ミエセスの身体よりも投手側にまでバットが出ている」のです。そこまでバットが出ていれば、球審は一塁塁審にハーフスイングの助言を仰ぐことなく「スイング」を取ります。
“球審とは比較にならないほど動体視力の悪い岡田監督” が「ミエセスは振っていない」と(マスコミの前で)文句を言って醜態を晒していることを当人が自覚しなければならないでしょう。
『正確な判定』が「阪神にとっては不都合な判定」だっただけです。この事実を受け入れることができないのなら、監督を務めるべきではありません。